電車の痴漢犯罪対策室
食事をしていた時のことです。妹が何やらプンプンと怒っているではありませんか。どうしたのかと聞いてみると、「痴漢が気持ちわるい」とのことです。
妹曰く、以前に電車で太ももを触られるという被害に遭ったことがあり、その時は相手の手を叩き逃げたとのことです。
それからというもの、妹は必ず女性専用車両に乗っているとのことですが、乗り継ぎのためホームで電車を待っていると、以前に太ももを触った痴漢がどこからともなく現れ、周囲をうろうろするらしいのです。
妹は乗り継ぎ後にも女性専用車両に乗っているため、痴漢行為に及ぶことはないらしいのですが、その男の服装はいつも同じで、オタクっぽくニヤニヤしており、それが気持ち悪いと言うのです。
私：「なんで捕まえないの？」
妹：「痴漢されてからは、女性専用車両にのってるから…」
私：「痴漢された時に捕まえればよかったのに。」
妹：「だって、突然のことでびっくりしたから…」
私：「捕まえに行こうか？」
妹：「仕返しされても怖いし、できれば関わりたくないよ。」
私にしてみれば、捕まえればいいのに、と思うのですが、妹にとっては関わりたくないというのが本音のようです。
このように痴漢被害に遭っていても、そのほとんどが泣き寝入りしているのが現状だと思います。実際、女性の友達に聞いてみても、ほとんどが痴漢に遭ったことがあるにも関わらず、捕まえたというのは聞いたことがありません。
痴漢に遭わないためにはどうすればいいのだろうか？、被害に遭ったら場合どのように対処すべきか？、そもそもどうすれば被害を減らすことができるのだろう？
そんな疑問を抱いたということもあり、このホームページを開設することにしました。このサイトを通じて、痴漢被害に悩む方が少しでも少なくなればいいな、と考えています。
なお、このサイトでは「痴漢」という言葉を、「電車の中で、男性が女性にするみだらないたずら行為」という意味で利用させて頂きます。